洗濯機の種類
洗濯機は、縦型の全自動洗濯機、全自動洗濯乾燥機、ドラム式の全自動洗濯乾燥機、二槽式洗濯機に分かれます。
それぞれのメリットがあり汚れをしっかり落としたいなら縦型の洗濯機、乾燥機能を重視するならドラム式の洗濯機が人気のようです。
価格は一般的に全自動洗濯機⇒全自動洗濯乾燥機⇒ドラム式の全自動洗濯乾燥機という順に高くなります。
洗濯機は予算と設置場所が許す限り洗濯容量の大きな機種を選んだほうがいいですが、気をつけたいのは設置場所です。 特にドラム式は奥行きがある上に、扉が手前に開くので、「扉が開くスペースがない」ということにもなりかねません。またドラム式は単身者用のアパートやマンションには設置できない場合もあるので注意が必要です。
全自動洗濯乾燥機のメーカーごとの特長
・日立(HITACHI)
高速風で乾燥する「風アイロン」機能で乾燥後のしわが少ない乾いた衣類のしわを洗濯機で伸ばす「スチームアイロン」機能がついているタイプがあるのが特徴です。
・パナソニック(Panasonic)
消費電力が少ない「ヒートポンプ」搭載で省エネに優れている。幅と奥行きが60cmという「プチドラム」とコンパクトなモデルがあります。
・東芝(TOSHIBA)
独自のサスペンションとモータ技術で静音性が高い。洗濯が終了するまでの時間を守るため忙しいときに便利です。
・シャープ(SHARP)
全方向に凹凸があるスラブウォッシュで洗濯時間が短い。縦型にはハンガーに吊るして乾燥させる機能付き。急いで乾燥させるとき便利です。
乾燥重視ならドラム式
ドラム式洗濯機は構造上、衣類を舞い上げながら乾燥させるため衣類を傷めにくくシワにもなりにくいです。
縦型洗濯機は構造上、洗濯物が下に固まりシワになりやすく乾燥にムラができやすいです。その為、洗濯物を乾燥までしっかり仕上げたい場合はドラム式タイプがオススメです。
洗濯重視なら縦型洗濯機
縦型の洗濯機は衣類を水に浸し、遠心力でじゃぶじゃぶと洗うため、洗濯が得意です。たっぷりの水に浸しているため、汚れが再付着するリスクも低いです。 乾燥機能のない全自動洗濯機は、洗浄力抜群で不要な機能がない分壊れにくいです。
乾燥機能付のものか乾燥機能のないものか?
洗濯機は形状でドラム式と縦型、機能で乾燥機能を持つものと持たないものに分けられます。
CMなどではドラム式の全自動洗濯乾燥機が目立ちますが、乾燥機能を持たない縦型全自動洗濯機も人気です。
乾燥機能がない分、安いですし大型のものが買えます。それにサンルームや部屋干しなどすれば、電気代の節約にもなりますし、シワも少なくし上がりアイロンがけなどの手間が好くなくなります。
ヒートポンプ乾燥、ヒーター乾燥の違い
ドラム式洗濯機には乾燥方式には、低温で乾燥させるヒートポンプ乾燥と高温で乾燥させる方式のヒーター乾燥があります。
ヒートポンプ乾燥は、洗濯後の衣類の湿った空気と60℃程度の温風を循環させ乾燥させます。温度が比較的低いため、衣類が傷みにくくコストパフォーマンスもいいでが価格が高めです。ヒーター乾燥は熱風を衣類に吹きかけ、乾燥させます。熱風のため衣類が傷みやすく、電気代などのコストもかかります。縦型洗濯機でも採用されている乾燥方式です。